リュウキュウマルガムシ
Hydrocassis jengi M.Sato,1998奄美大島固有の流水性ガムシ。日本で確認されているマルガムシ属は本種とマルガムシ H.lacustrisの2種のみであり、本種のほうがやや丸っこくて黒光りが強い。
両種とも河川や水路の枯れ草がたまっているところや植物の葉や根が洗われているところに多い。
幼虫も成虫と同じ環境で見られ、体表がぼこぼこしていることが特徴。
成虫を飼育してみると、餌を入れてから気付くまでが他のガムシ類よりも早く、肉食性が強いように思う。
そしてなんといっても頭部・前胸背の重厚感が魅力的なガムシである。