ハネナシアメンボ

ハネナシアメンボ Gerris nepalensis Distant,1910【無翅型雌雄の交尾 2017.6.29】 本種はヒシ類やコウホネ類、抽水植物の茂った池に見られ、しばしば同所的にジュンサイハムシも見られる。(ジュンサイハムシの蛹を吸汁していることも。) 和名に"ハネナシ"と…

オキナワマルチビガムシ

オキナワマルチビガムシ Pelthydrus okinawanus Nakane,1982沖縄島固有の流水性ガムシ。林内を流れる緩やかな河川の植物が茂った水際で見られた。 体長は3mm弱と微小だが、他のガムシ類とは異質な体型であるため、おっこれは。と手が止まる。 写真は沖縄本島…

リュウキュウマルガムシ

リュウキュウマルガムシ Hydrocassis jengi M.Sato,1998奄美大島固有の流水性ガムシ。日本で確認されているマルガムシ属は本種とマルガムシ H.lacustrisの2種のみであり、本種のほうがやや丸っこくて黒光りが強い。 両種とも河川や水路の枯れ草がたまってい…

キベリヒラタガムシ

キベリヒラタガムシ Enochrus japonicus (Sharp,1873)落ち葉の溜まった林道脇の小さな水たまりや山間の薄暗い水たまりなどに生息するヒラタガムシ属の一種。 その名の通り体の側縁は黄色く縁取られている。オオヒラタガムシとよく似るが本種のほうがやや小さ…

クロシオガムシ

クロシオガムシ Horelophopsis hanseni M.Sato & Yoshitomi,2004 ガムシ科クロシオガムシ亜科に属し、汽水域にのみ生息するという特殊なガムシ。 河口というよりほぼ海岸で、浅瀬の石ころを転がしていると浮かんでくる。小さい波が打ち寄せ、微小な木片や砂…

ゴマダラチビゲンゴロウ

ゴマダラチビゲンゴロウ Oreodytes natrix (Sharp,1884) 河川に生息する流水性のゲンゴロウ。体長は約3mm、上翅の模様が大きな特徴。 緩やかな流れのある水際で、砂利をかき混ぜると一瞬だけ現れ、すぐにまた砂利の隙間に隠れてしまう。 黒地に黄色や白の斑…

スジヒラタガムシ

スジヒラタガムシ Helochares nipponicus Hebauer,1995 抽水植物や浮遊植物の多い湿地で見られる。レッドデータでは準絶滅危惧に指定されているが、そこまで個体数が少ないわけではない印象。 体長は約4mm。ヒラタガムシ属ではなくスジヒラタガムシ属で、こ…

アマミコチビミズムシ

アマミコチビミズムシ Micronecta japonica Chen,1960 体長約2mmの奄美固有種。緩やかな流れのある水たまりにかなりの数がいた。近づくと一斉にざーっと逃げてしまうため、水中での撮影が難しい。 各齢幼虫も成虫とともに多数見られた。この種に限ったことで…

ヒメタイコウチ

ヒメタイコウチ Nepa hoffmanni Esaki,1925 日本国内では静岡愛知岐阜三重兵庫香川の6県のみから生息が確認されている。 湧水のある湿地の植物の根元でじっとしていることが多い。また、タイコウチ Laccotrephes japonensisとは異なり水中へ潜ることはなく、…

エサキアメンボ

エサキアメンボ Limnoporus esakii (Miyamoto,1958) ガマなどの抽水植物が多く茂った池で見られる。 体長は約1cmとやや小型だが、側縁の銀白色が美しくよく目立つため、見つけるのは難しくない。 全国的にも少ない種であり、茨城県においては絶滅危惧ⅠB類に…

セマルガムシ

セマルガムシ Coelostoma stultum (Walker,1858) 春先から秋にかけて、水田や池の水際で泥や枯れ草をじっと見ていると見つかる。 湿ったところを好み、泳ぎが苦手というその暮らしぶりは水生ではなく"半"水生と言える。 梅雨の時期は卵嚢を作る瞬間にも立ち…

はじめました

ブログを始めてみることにしました。 普段は茨城県を中心に水生昆虫の採集・飼育・撮影をしています。 ここでは、"その生息地において自分の目で見た生き物" にこだわり、水辺の昆虫を紹介していこうと思います。 可能な限り同定したものをあげていきますが…